
その後、ダナ・ホワイトはネートがヌルマゴメドゥフとの戦いを断ったと発表した。しかしこの件にかんして事実が正しく世間に伝わっていないことを、ネートは毅然と主張する。
「奴らは再交渉したい時はいつでも応じるぞと言った。そしてそのときが来たと思ったからオレはそう申し出た。奴らはオレがヌルマゴメドゥフと戦うことを望んだ。だからオレは“こいつと戦えば再交渉のチャンスがもらえるのか?”と言った。“再交渉のチャンスがもらえるなら、オレは戦う”と。そしたら奴ら、オレが戦うのを断ったとソーシャルメディアで言いふらしやがったんだ。今まで一度も戦いを断ったことなんて無いのに。」
「オレは好意のつもりだったんだ。“おや、上手くいっていないようだね。ならオレが代わりに戦ってもいいんだよ。けどそしたらあの時の約束を守ってもらえるのかい?”。そしたらどうなったと思う?“嫌だ”とさ。“わかったよ、クソったれ。じゃあ他所で戦うよ。あんたら(UFC)とはこれっきりだ”。そしたら奴ら、“それも駄目だ”とさ。その上、インターネットでオレが断ったと言いふらしやがった。まるで隠蔽工作だ。もう誰もオレの言い分なんか聞きやしねえ。オレは本当のことを伝えようと努力したのに。この契約は結局最後までこんな感じで、オレにとってクソったれなことにしかならなかった。」
ネート・ディアズ(17-9 MMA, 12-7 UFC)の最大限の努力も虚しく、彼は望むものを手に入れることはできなかった。彼は現在の契約のままで12月13日 UFC on FOX 13においてハファエル・ドス・アニョス(22-7 MMA, 11-5 UFC) との復帰戦を迎える。
一年の停滞の後、好転しない状況のなかでも彼は前進することを選んだ。
「“ちょっと待て、オレは徹底的に舐められているぞ”って気づいた朝から、今までいろいろなことがあった。でもだからこそオレは成長できたと思えるんだ。昔のオレは金や契約のことについてあまりにも無知だった。」
「あの頃オレは状況を何とか改善しようとしていたが、あまりにも全てがゴチャゴチャで混乱していた。その結果、試合を望みながらもその反面それを望んでいない自分がいた。けど全てが片づいた今だから、もう一度やり直したい、挑戦したいって思うんだ。」
UFC's Nate Diaz: I'm 'underappreciated, underpaid,
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