
ライトヘヴィー級のファイターアンソニージョンソンはフロリダでの訴訟が棄却されたことにより、UFCに復帰することがプロモーションによって公式に報じられた。
プロモーションによれば、「UFCによって独自に行われた調査によって今回の件に終息がもたらされた。これによってジョンソンはUFCの舞台に戻ることが許されることになる。結果として、UFCは年明けのジョンソンのマッチメイクを模索する運びとなった。」
申し立てられたベリンダ・ケリーは、ジョンソンとの間にできた二児の母でもある。彼女は先週、自主的に渦中のファイターからの保護を解除してもらうようパルム・ビーチ裁判所に申し出た。当サイトが独自に入手した棄却書のコピーによると、元妻ケリーは「聴聞会に現れ、そして自主的に申し立てを棄却する希望を伝えた」。
ジョンソンは申し立て以降、UFCの活動を停止せざるを得ない状態が続いていたが、しかし彼の弁護士は一貫してジョンソンの潔白を主張していた。
今回の一連のドメスティックバイオレンスに関するニュースはBloodyElbow.com.によって明るみに出たものである。その初出の記事によれば、九月、ジョンソンの元妻であるケリーは警察を呼びそしてジョンソンの友人から脅迫されたこと、さらにジョンソン自身から暴力を受け、歯を二本失ってしまったことを訴えた。
ジョンソンの名前は以前にも警察の調書に浮かび上がった。今回の件と同様に、以前交際していた別の女性に暴力をふるった疑いのためだ。ジョンソンはその女性が勤務する武術クラスで彼女を暴力的に扱い、そして脅迫的なメッセージを残したとされる。女性は起訴を望みはしなかったが、しかし代わりに事件を記録することを望んだ。ジョンソンはそのような悪事はいっさい無かったと主張、「彼女とは良い友達である」とコメントとした。
この事件にかかわるやり取りはジョンソンの復帰となるUFC172対フィル・デイビス戦の一ヶ月前のことだった。その戦いでフィル・デイビスを倒し、さらにはUFC on FOX においてアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラを破る活躍を見せるも、その矢先に今回の騒動である。この事件の直前まで、タイトル挑戦権をかけてアレクサンダー・グスタフソンと闘う計画もあった。
「我々はドメスティックバイオレンス、セクシャル・アサルト、またいかなるそれ以外のいかなる暴力にたいして寛容な態度はとらない」とUFCは公式に発表した。「我々はこのような事例にたいして徹底的な調査を行い、そして適切な処置を実行する。」
ジョンソン(18‐4 MMA, 9-4 UFC) は現在USA TODAY Sports/MMAjunkie MMA light heavyweight rankingsにおいて5位にランクインしている。直近の試合は7月に行われたアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ戦(UFC on FOX 12)で、ノックアウト勝利を飾り復帰後二連勝を記録した。
Civil case
against Anthony Johnson dismissed in Florida ,
UFC clears fighter to return
By: Steven Marrocco November 6, 2014 5:00 pm MMAJUNKIEより翻訳・引用
0 件のコメント:
コメントを投稿