2014年12月4日木曜日

イーブス・エドワーズ :もうジムに行く必要は無い、それはとても奇妙なことだ ①



(イーブス・エドワーズ :引退を発表)


 
Yves Edwards


長い沈黙のなか絞り出すように出された声は、うわずり、途切れて宙に消えてしまう。

 

66戦のキャリア(非公式を除く)を持つ38歳のファイターは、そのキャリアを終え、グローブを壁にかけた。それは誰にでも訪れる瞬間のはずだが、しかし彼には、その輝きを失うことが何を意味するのか本当の意味で理解できたわけではない。

 

エドワーズ「このこと(引退)については今まで随分と考えた。けど誰かにはっきりと伝えたことで、初めて実感できた気がする。」

 

エドワーズ(42-22-1 MMA, 10-10 UFC)は土曜の夜に公式に引退を発表した。

 

「今はもう口にしてしまったから、“ああ、本当に引退するんだ”って実感があるよ。でも今朝目が覚めたときはまだトレーニングに行きたかったんだ。
 
今になって振り返ってみると、“これまで本当に楽しかったんだな”ってしみじみ感じる。けど同時に“もうあの場所に戻ることは無いんだ”ってどうしても考えてしまう。何というか、本当に奇妙な気分だよ。」

 

エドワーズは17歳の時からファイターである。振り返ってみると、それはまだMMAがかろうじてスポーツとして認識され始めた頃のことだった。試合はジムのなかで行われ、 観客もまばら、階級なんてまだ理論のなかでしか存在しなかった。彼は大学を卒業後、空いた時間を銀行のテーラー、またはチリーズのウェイターとして働きながらファイターとして成功する未来を夢見ていた。

 バス・ルッテンやヘンゾ・グレイシーが彼のヒーローで、VHSを借りては熱心に見ていた。 “いつか自分も彼らのような舞台で戦えますように”といつも祈っていた。

Yves Edwards doesn't have to go to the gym today,and that is a very strange thing
By: Ben Fowlkes December 1, 2014 7:00 pm MMAJUNKIE より引用・翻訳
 

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